秋だからこそニキビ対策:乾燥注意!
アクネまたはニキビと呼ばれている尋常性ざ瘡は、思春期以降に発症する皮膚の慢性炎症性疾患です。ニキビの発症には性ホルモンやストレスなどが大きく影響しています。今回はニキビなどの皮膚疾患についてお伝えいたします。
【ニキビの原因】
主な原因は脂質代謝異常、角化異常、細菌の増殖です。思春期は、お肌がオイリーになり、毛穴がふさがりがち、そこに油を栄養としているアクネ菌が増殖して悪循環を起こします。男性ホルモンは皮脂の分泌を高めるため、男性の方がニキビは多くなります。女性は生理周期に伴うホルモンバランスの乱れなどもあり、大人ニキビが続く傾向にあります。食生活・生活習慣の乱れ、ストレスも大きく影響しています。
にきびは、皮脂(皮膚のあぶら)の分泌が多いことと毛穴の先が詰まることで、毛穴の中に皮脂がたまることで始まります。この状態が面皰(めんぽう)です。
参考:日本皮膚科学会 皮膚科Q&A にきび
【女性のニキビ】
生理の周期に伴う女性ホルモンの乱れから、ニキビを含むお肌のトラブルが多くなります。思春期ニキビから大人ニキビに移り、だらだらと続くのは女性の方が多いようです。思春期ニキビは性ホルモンによって、皮脂が過剰に分泌されて毛穴がつまりやすくなります。一方、大人ニキビはお肌の代謝が乱れて、古い角質や毛穴が固くなり、毛穴がつまりやすくなります。女性はお化粧することもあり、お肌に無理をさせているかもしれません。ニキビによく似た症状で“酒さ”というものもあります。これについては、機会があればお話いたします。いずれにしても女性は、いや男性もホルモンバランスを整えるのが大切です。
【ニキビを悪化させないためには】
ニキビを悪化させないためには、ホルモンバランスを整えることが大事。やはり生活習慣を見直すのが先決です。
特にお肌の状態は注意深くみておきましょう。
秋から冬にかけては乾燥の季節、大人ニキビは適度な保湿でお肌のバリア機能を高めるのが効果的です。頻繁に触る、ゴシゴシ洗顔するなど行き過ぎたケアは厳禁!
そして、ストレスをためずにゆったり過ごしましょう。
医療機関に受診されている方は医師の指示に従って治療を継続してください。
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