健康寿命をのばそう!フレイル予防について
令和4年簡易生命表によると、男性の平均寿命は81.05歳、女性の平均寿命は87.09歳です。長寿国日本ですが、新型コロナウイルス感染症や心疾患などで若干平均寿命を縮める傾向でした。
主な諸外国と比較してみると、やはり女性は“日本一”すばらしい成績です。せっかく世界一長生きするのであれば、元気はつらつ老後を楽しみたいものです。そのためには健康寿命を一年でものばすことが大切です。ちなみに男性の平均寿命は世界3位、銅メダルですね。
健康寿命とは日常生活に制限がなく、自立して元気に生活できる期間のことです。令和元年の調査では男性の健康寿命は72.68歳、女性の健康寿命は75.38歳でした。
令和元年の厚生労働省のデータでは女性は12.06年、男性は8.73年が、病気になったり、誰かのお世話にならないと生活できなかったりする期間の平均です。この期間を縮めることが、元気に楽しく生活することに繋がります。
フレイルとは加齢によって筋力や心身の働きが低下して、要介護に近づきつつある状態です。虚弱(Frailty:フレイルの語源)から要介護状態にならないように体つくりを強化しましょう。
フレイルの3つの要素
1.体力の衰え、体重減少など
2.物忘れや意欲の低下
(認知機能の低下やうつ状態)
3.友だち付き合いが減る、ひとりでの食事が
増える(社会とのかかわりの減少)
フレイル予防はバランスよくおいしいものを食べる、よくからだを動かす(運動)、人とのコミュニケーションをとる、の3つです。年齢を重ねると簡単なようで難しいことですがくれぐれも無理のないように行動してみましょう。
フレイル予防にも東洋医学的な考え方や漢方薬・生薬製剤が効果を発揮するのではないかと注目されています。出来ることからコツコツと!焦らずにご自身のペースでいきましょう。
※持病をお持ちの方はかかりつけ医とご相談ください。
更年期以降体調が優れないと感じている方、自然の恵みの生薬をお試しください。