木の芽どき(春)のだるさやイライラは 自律神経の乱れ?

2024年4月15日

 桜が咲き、暖かくなる頃を木(こ)の芽ときと言います。春が待ち遠しい一方で、なんだか体がだるくてやる気がおきない、めまいがする、いらいらして眠れないなどの症状に悩んでいませんか。もしかすると自律神経の乱れからくるものかもしれません。

木の芽どき(春)はなぜ不調になるの?
春は暖かくなったと思ったら桜流しの雨が降り、不安定な天候が続きます。これでは体も追いついていきません。桜散る頃はなんだかそわそわしますんね。そして、入学・新学期・転勤・転居と環境の変化が多い季節でもあります。新しい環境に慣れるまでは、かなりのストレスがかかります。この変化に対応するために心身を調整しているのが“自律神経”です。この時期は、環境の変化、不規則な生活などからくる過度なストレスが自律神経を疲れさせ不調をおこします。

自律神経にはどのような働きがありますか?
自律神経は内臓の働きや血管、筋肉などをコントロールしている神経です。腸の働きや精神の安定、睡眠にも大きく影響します。自律神経には「交感神経」と「副交感神経」があってそれらがバランスを取り合っています。しかし、環境の変化、生活の乱れなどの過度のストレスは、自律神経を疲れさせてしまいます。

仕事が忙しいと緊張が高まり交感神経が働き過ぎて“いらいら”します。逆に副交感神経の働きは抑えられ不眠や食欲低下が起こります。

木の芽どき(春)を快適に過ごすために
・ゆっくり深呼吸して気持ちを整える
・バランスの良い食事をする
(ビタミンB1、C、カルシウムなど)
・生活リズムをつくる
・適度な運動をする
・良質な睡眠をとる
・ストレスを上手に解消する

ストレスがかかると呼吸が早くなったり浅くなったりします。意識してゆっくり深呼吸をしましょう。お休みはしっかりとって、自分の好きなことをしてストレスを解消してください。なにもしないでゆったりするだけでも解消法です。しかし、休みだからと1日中寝ていたり、暴飲暴食をしたりせず、規則正しい生活と適度な運動をこころがけましょう。

律神経と女性ホルモンは深い関わりがあります。女性ホルモンは、脳の視床下部から指令されて卵巣から分泌されます。しかし、更年期世代の方はいくら指令されても女性ホルモンのエストロゲンを分泌する能力が弱くなっていきます。女性ホルモンのバランスの乱れは、同じ視床下部の指令を受ける自律神経の乱れにもつながります。女性の方が自律神経の失調症が多いのはこのような理由です。

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