脱水症に気をつけよう!

脱水症に気をつけよう! ~今年の夏も猛暑です 🌞

 この前まで寒いと思っていたら、もう暑い💦と口にするようになりました。夏と言えば熱中症や脱水が話題になります。今回はいち早く脱水についてまとめてみました。気象庁による今年の夏長期予想は昨年より気温が高いようです。昨年より暑い、猛暑となるとかなり憂うつになりますが、元気に夏を乗り切りましょう。先ずは私たちの体の仕組みからスタートです。

体液 (水+電解質)

私たちの体はほとんどを体液で満たしています。個人差はありますが、子ども70%、成人60%、高齢者が50%ほどです。

これだけ体液(液体)で満たされていると、水分摂取の大切さがわかります。人間の体は水分が体内に入ってくる量と排出する量を上手に調整し、体液のバランスをとっています。

高齢者はそもそも体液量がさらに少なくなっているため、特に脱水に気をつけなければいけません。男性と女性で比較すると女性の方が低い傾向です。

脱水:脱水とは体の体液が失われ、体に必要な水分や電解質が不足している状態

脱水には3つのタイプがあります。

高張性脱水 汗をたくさんかいてのどがかわいている脱水電解質<水分(失われるもの)
等張性脱水嘔吐や下痢で体液が一気に失われた状態電解質=水分(失われるもの)
低張性脱水たくさん汗をかいているのに、水分やお茶などの電解質があまり含まれていない飲みものを大量に飲んだ時に起きる脱水電解質>水分(失われるもの) 

体液は水分と電解質でできているため、お水だけ飲んでも低ナトリウム血症など重篤な症状になることがあります。脱水を疑った時はスポーツドリンク・経口補水液などを飲むようにしましょう。
タイプに合った適切な治療を受けるために、脱水が改善しない場合は早めに病院を受診してください。

脱水の主な症状

自覚症状:
口の渇き、体のだるさ、立ちくらみ、頭痛、皮膚・口唇・舌の乾燥、皮膚の弾力性低下、微熱食欲低下、脱力、意識障害、血圧低下、頻脈など
吐き気がする、意識がもうろうとする、筋肉痛やこむら返りなどもサインのひとつです。ご注意ください。炎天下でのゴルフや農作業、草取りは必ずスポーツドリンクなどを持ち歩きましょう。

脱水を疑ったら・・・
  • 水分補給をしましょう(スポーツドリンクや経口補水液など)
  • 適温の涼しいところで安静にしましょう
  • 症状が改善しない場合は早めに病院を受診しましょう

脱水の場合は水やお茶では水分が保持できません。適量の塩分を一緒にとりましょう。

スポーツドリンクと経口補水液の使い分け

スポーツドリンクは運動などで大量に汗をかいた時におすすめです。電解質と糖分が含まれているため水分吸収が早く、栄養補給にもなります。経口補水液は電解質濃度を高く、糖度を低くして、吸収をさらに速くしています。脱水症、嘔吐や下痢、発熱による脱水に効果的です。

普段から、電解質や糖分を摂り過ぎるのはよくありません。特に、持病のある方は医師の指示を守ってください。糖分を含む清涼飲料水やスポーツドリンクの摂り過ぎは、急性の糖尿病状態になる場合があります。
水分摂取時はお茶や水を上手に組み合わせて!

脱水をチェックする方法をご紹介(参考に!)

・口の中やわきの下の乾燥
・尿の色が濃くなる
・手の甲の皮膚をつまんで3秒以内にもとに戻るか
・親指の爪を違う指で押さえて3秒以内にピンク色にもどる

参考:公益財団法人長寿科学振興財団 健康長寿ネット:脱水、
   厚生労働省 職場のあんぜんサイト、日本医師会 健康プラザ

今年度より環境省は「熱中症特別警戒アラート」の運用を開始しました。気温が特に著しく高くなる時に発表されます。「熱中症警戒アラート」のワンランク上、どこまで気温は上がっていくのでしょうか。 女性は筋肉も体液量も少なく、月経時は出血することで脱水になりやすいためお気を付けください。

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