夏の体調不良！もしかして夏冷えかも ? !

2024年7月26日

夏真っ盛り🌞異常な暑さに驚くばかりです。ここまで暑いと熱中症が心配ですが、昼間はオフィスで涼しく過ごしているから大丈夫という方もいらっしゃることでしょう。室温はこまめに調整しているし、水分摂取も万全！だけどなんだか体調が優れない方、もしかしてそれは？

夏バテ☆夏冷えの症状
・体がだるい・疲れがとれない・頭痛・肩こり・腰痛・めまいがする・熱っぽい・食欲がない
・便秘・下痢・月経痛・月経不順

・主な症状を記載しましたが、その他にも多くの症状が隠れています。

ここからは逆転の発想です。暑い夏！夏冷えしていませんか?快適で便利な生活が、逆に体に負担をかけていることもあるというお話です。私たちは、炎天下で過ごした後、クーラーや冷たい飲料水で体を冷やします。これは、熱中症予防の観点からとても大切です。しかし、体内の温度センサーは、室内外の大きな温度差により、必死に体温調節してぐったりです。そして、暑がりさんと寒がりさんが同居する家庭や職場は、温度管理に苦労します。特に寒がりさんは、ご自分の適温にあわせて工夫する必要がありそうですね。それでは夏冷え対策をお伝えしていきます。

夏冷えの対処法について　
冷房対策
・自分に適した環境にするために、ストールやひざ掛けなどを用いて体を冷やさない
・電車に乗る場合は弱冷房車を選ぶ

食事
・飲み物はできるだけ常温で冷たいものを避ける
・アイスクリームやかき氷などは暑い夏でもお楽しみ程度にする
・温かいお茶や汁物を食事のときに組み合わせる
・生姜、ニンニクなど体を温める温の食品を摂るようにする
・アルコール（冷たいビールなど）を飲み過ぎない

参考：身体と心の不調がなくなるかんたん漢方　監修　佐藤弘
　　　女性の健康推進室ヘルスケアラボ　冷え（厚生労働省研究班）働く女性の健康サイト（厚生労働省）

生活環境
・シャワーですませず、ぬるめのお湯にゆっくりつかる
・適度に体を動かす（ストレッチなどでフレイル予防）
・血の巡りがよくなる方法を取り入れる（お灸・漢方薬・生薬製剤）

・

かかとの上げ下げ運動（参考）

かかとを上げたり下げたりしてふくらはぎを鍛えましょう。無理はしないで、自分のペースを守ってください。

漢方・生薬製剤の力

夏は冷たい飲み物ばかりだからこそ、煎じ薬で体を中から温めてください。暑いのが難しい方は錠剤タイプでも大丈夫です。

そして日本人の武器はごはんと味噌汁の最強朝食、もちろんパンとコーヒーでもいいですよ。ポイントは朝のエネルギーをチャージすること、ホットな汁物で体内を温めてパワーアップすることです。先ずは温の食生活からトライしてみましょう！もちろんインスタントでもOK！朝の適度な塩分は熱中症予防にも効果があります。