風邪の季節到来!最近疲れていませんか?

暑い夏からいきなり気温が下がってきて、最近、気持ちの良い季節が短くなっているような気がします。このいきなりの気温変化が体調を狂わす元になるのです。当然ながら体も急激な変化にはなかなかついていけませんよね。こんな時は免疫力が下がり、風邪を引きやすい状態です。

秋は空気の乾燥により、喉がいがいがと痛くなったり咳こんだり、肺の症状がでることが多いです。また、お肌の乾燥に悩むのもこの季節!
そして、秋風が吹くとなんだか物悲しさを感じます。五行論では、感情も五臓と関連づけて割り振っています。この悲しみや孤独感などは、肺に紐づいており、過度な感情で、咳や息切れを起こしやすくなります。ちょっとわかりにくい理論ですが、季節によって気をつけるところが少しずつ違うのが、東洋医学の考え方です。

肺の役割:空気中から酸素を取り入れ、不要な二酸化炭素を出す
東洋医学的にはこんな役割も・・・
気や水を全身に巡らせたり、体の外方向や上部に押し広げる機能、気や水を下におろす機能がある。

冷えには注意

肺の不調がおきると、かぜをひきやすくなったり、咳や喘息が悪化したり、痰がからむ、お肌が乾燥するなどの症状がおきるため注意が必要です。肺に潤いを与えるために、みずみずしいフルーツを一品添えてみてはいかがでしょう!

養生訓:江戸時代の儒教者で医師である貝原益軒が“健康で楽しく長生きするためのポイント”を記した書物が「養生訓」です。養生訓は第八巻からなるものですが、要約すると、いつもお伝えしていることばかり。「バランスの良い食事」「質の良い睡眠」「適度な運動」「ストレスをためない生活」便利になった現代でも江戸時代と何ら変わっておりません。養生訓のすごいところは、健康面だけのアドバイスに留まらず、気持ちの持ち方、行動、感謝の心まで、生きていくうえでの知恵がいっぱい詰まっているのです。まさに「養生」人生のバイブルです。

六気と六邪
東洋医学では病気を引き起こす原因の中で、環境的な病因、いわゆる気候の変化によるものを外因といいます。
1年の気候の変化は風・寒・暑・湿・燥・火に分かれています。

六邪に負けないために、私たちが行うことは、抵抗力を高めておくことです。六邪、秋でいえば燥邪が入ってきても、日頃の養生をしっかりしておけば恐れることはありません。良く寝て、美味しいものをちょうど良い塩梅で食べて、無理なく体を動かして、ストレスのない楽しい時間を作ること。


そこに秋のエッセンスを少しだけ取り入れれば完璧です。秋は夏の疲れをリセットする大切な季節!暑さにかまけて冷たいものばかり摂っていたあなたは、温かい食事や飲み物に切り替えましょう。

食欲の秋でも腹八分目、涼しくなったこの季節を利用して散歩やハイキングで心と体をリフレッシュすることも必要です。そんな時間なんかない方はエスカレーターではなく階段を使って筋肉を鍛えるのはいかがでしょう。 そして、女性の方はホルモンバランスの乱れにも気をつけましょう!

女性のさまざまな不調を改善する 煎じ薬の喜谷実母散・錠剤タイプのジツボンS
体調や症状にあわせてお飲みください
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