２０２５年新年の抱負

2025年1月7日

【正月の疲れ】
食べて、飲んで、夜更かしして、不規則な生活を続けたお正月は、年明け早々から体調不良になりがちです。疲れがとれない、胃の調子が優れない、よく眠れないなどの症状がサインです。不摂生に加えて、急激な温度差が自律神経を乱します。お正月はもうおしまい！先ずは、学校や仕事のモードにスイッチを切り替えましましょう。

【メタボリックシンドローム】
メタボリックシンドロームとは、内臓肥満に高血圧・高血糖・脂質代謝異常が組み合わさることにより、心臓病や脳卒中などになりやすい病態です。心臓病や脳卒中は、主に動脈硬化が原因で発症します。その予防対策は、やはり減量：食べ過ぎないことで、適正体重と生活習慣の見直しが重要です。そこで、肥満度の指標BMI（体格指数）をお示しします。男女ともにBMI22が標準的で、25以上が肥満になります。一方で高齢者の低体重が問題になっています。18.5未満の方は、低栄養や筋力の低下にならないよう、バランスの良い食事で栄養をつけましょう。

今回は体重に注目しましたが、クリスマス料理、年越しそば、おせちで塩分を過剰に摂っている可能性があります。足がむくむ、夜中のトイレが近い、喉が渇くなどがサインです。特に血圧の高い方は毎日の血圧測定を忘れずセルフケアをお願いします。
標準体重がわかったら、肥満ぎみの方は徐々に減量することです。食事の制限だけでなく、適度な運動やウォーキングで体を動かしぐっすり眠る、お風呂にゆっくり浸かる、リフレッシュできることを見つける…など、ご自身に合ったスタイルで実践してくださいね。